ニキビ治療の新常識「過酸化ベンゾイル」が保険適用!ついに世界水準の治療が実現!

海外では以前からニキビ治療の特効薬とされていた、過酸化ベンゾイル。ようやく保険適用され、保険診療で処方されるようになりました。これで日本も世界標準レベルの治療ができるようになったと言われています。そんな過酸化ベンゾイルについて検証しました!

やっと世界に追いついた!ニキビ治療の新常識「過酸化ベンゾイル」

日本で保険診療できるニキビ治療は、世界に比べ数十年遅れていると言われていました。そんな中で、ニキビ治療では50年以上も前からニキビ治療の常識と言われていた過酸化ベンゾイルが、2015年4月から保険適用になり、ようやく世界の基準に追いついた形です。そんな画期的な成分、過酸化ベンゾイルとは、どんな効果を持つのでしょうか?

過酸化ベンゾイルって?

過酸化ベンゾイルとはBPOとも呼ばれ、強力な殺菌作用、角質剥離作用、を持つ有効成分です。塗布すると酸素が産出され、空気が嫌いなアクネ菌を強力に殺菌します。

角質を浮かして剥離するピーリング作用は刺激が強く、炎症のあるニキビには向きませんが、白ニキビや黒ニキビの治療に優れた効能があります。

ニキビ治療の新薬に配合された有効成分

過酸化ベンゾイルは、それを配合する新薬「ベピオゲル」の保険適用により、保険診療で処方されるようになりました。

白ニキビ・黒ニキビに効果あり

その殺菌作用は強力で、アクネ菌を強い酸化作用で殺菌します。アクネ菌が繁殖を始めた白ニキビ、黒ニキビに効果を発揮します。

赤ニキビは?

過酸化ベンゾイルには強いピーリング作用があり、刺激が強いものです。炎症のある部分に使用すると悪化させる恐れがあります。そのため、炎症のある赤ニキビには使用しない方がいいとされています。

アメリカでは50年もの歴史ある薬

ようやく日本でも保険診療で治療できるようになった過酸化ベンゾイルですが、アメリカでは50年以上前から治療に使われており、第一選択の特効薬とも言われています。それだけ歴史があり、定評のある薬なのです。

過酸化ベンゾイルの作用機序とは?

過酸化ベンゾイルが作用するメカニズムを、順に見ていきましょう。

毛穴詰まりを解消

ニキビは角質層が硬くなり、角栓による毛穴の詰まりが起こることで発生します。過酸化ベンゾイルは硬くなった角質や角栓を溶かして毛穴詰まりを解消する働きがあります。

ニキビの炎症を抑える

毛穴詰まりが解消されることで、それを原因とする炎症もなくなっていきます。軽度のニキビの進行を抑えるわけです。

過剰な皮脂の分泌を抑える

過酸化ベンゾイルには、過剰な皮脂の分泌を抑えて乾燥させる作用があります。皮脂の過剰分泌が原因の思春期ニキビなどには有効ですが、肌のバリア機能が低下しやすいので、乾燥することで悪化するニキビには向いていません。

アクネ菌を殺菌

抗生物質もアクネ菌を殺菌しますが、他の菌も一緒に殺したり、薬剤耐性でアクネ菌が耐性菌に変容したりします。過酸化ベンゾイルは強い酸化作用で、空気を嫌うアクネ菌を殺菌するものです。他の有用菌を殺すことなく、続けて使うことで確実にアクネ菌を殺すことができます。

効果を発揮し続けられるのがすごいところ

過酸化ベンゾイルは、抗生物質のようにアクネ菌が耐性菌になりません。継続使用してもアクネ菌の殺菌力は変わらず、根治が可能になります。

治療の目安期間は?

過酸化ベンゾイルは即効性の薬ではありません。アクネ菌はしぶとく、薬をやめるとまた繁殖を始めます。完全になくなるまで根気よく継続する必要があります。数週間は続けることになりますが、それにより再発もなくなりますので、辛抱が必要です。

過酸化ベンゾイルが配合されているニキビ薬は?

保険診療で処方される過酸化ベンゾイル配合の薬は、2種類あります。両者には過酸化ベンゾイルの濃度に違いがあります。

ベピオゲル2.5%

べピオゲル2.5%は、日本初の過酸化ベンゾイル配合薬です。2015年4月に発売されました。過酸化ベンゾイルの濃度は2.5%と、比較的低めになります。

過酸化ベンゾイルの濃度は濃いからといって効果が高いわけではなく、低くても効果は十分あります。逆に濃い場合は副作用も強くなるようです。

デュアック配合ゲル

デュアック配合ゲルはべピオゲル2.5%に続く2015年7月に発売されました。過酸化ベンゾイルの濃度は3%とべピオゲル2.5%よりも高く、過酸化ベンゾイルのほかにダラシン成分(クリンダマイシン)が配合されています。

ダラシン成分(クリンダマイシン)は抗生物質で、殺菌作用と抗炎症作用があります。これにより、比較的赤みや腫れなどの副作用が少なく、炎症のある赤ニキビでも対応可能のようです。

過酸化ベンゾイルの副作用は?

特効薬と言われる過酸化ベンゾイルですが、副作用もありますので、注意が必要です。

アレルギーを持つ人は5%未満

過酸化ベンゾイルに対するアレルギーがある人は5%未満とされ、ごくわずかです。アレルギーは皮膚の赤みやかゆみとなって現れますが、アレルギー体質の人は、使用の際、医師に相談することが必要です。

乾燥や赤み、かゆみなどの症状

過酸化ベンゾイルは皮膚の乾燥を促進させたり、強いピーリング作用があるため、乾燥による悪化や赤み・かゆみなどの症状が出る場合もあります。皮脂分泌過剰がニキビの原因でない場合や、敏感肌の人は医師に相談するか、使用を控えましょう。

過酸化ベンゾイルを使う上での注意点は?

過酸化ベンゾイルを使う際に、気をつけたいことがいくつかあります。

漂白作用に注意!

過酸化ベンゾイルには漂泊作用があるとされています。衣服などに付いた場合、脱色されてしますのでご注意ください。

炎症ニキビには使用しない

炎症が始まっているニキビには、基本的に使用しないようにしましょう。強い角質層剥離作用で患部を悪化させる恐れがあります。

ビタミンCローションやハイドロキノンは併用しない

過酸化ベンゾイルの効果は、酸素を嫌うアクネ菌を強力な酸化作用で殺菌するものです。逆に還元作用のある製品と使うのはNGで、効能を阻害します。還元力のあるビタミンCローションやハイドロキノンとの併用は避けましょう。

毎日塗ること

アクネ菌を完全に退治するためには、根気よく毎日塗ることが必要です。

ただ、自己判断で継続することは望ましくなく、使用経過を医師に診てもらいながら継続することが大切です。使用中は通院しながら医師とよく相談しましょう。

過酸化ベンゾイルの購入

過酸化ベンゾイル配合の新薬は、医師の処方で購入できます。アメリカの治療薬には配合されているものが多く、通販で購入できるようです。

皮膚科で

2種類の新薬は皮膚科を受診して処方してもらいます。継続使用するものなので、医師の経過観察のもとで使用することが必要です。

通販

アメリカには、ニュートロジーナやアクネフリー、プロアクティブなど過酸化ベンゾイルが配合された商品があり、個人輸入で購入できます。ただ、作用が強く副作用も懸念されるため、皮膚科で処方してもらうのが無難でしょう。

使い方

過酸化ベンゾイルの使い方の概略をご案内します。

塗る順番

塗る順番は化粧水の前か後か迷うところですが、どちらでも効果の点では変わらないようです。肌状態を医師に見てもらって、診断を仰ぐのもいいですね。どちらの場合も、よく洗顔して清潔な状態にしてから塗るようにしましょう。

塗る場所

塗る場所は、ニキビの出来ているところより広めにつけましょう。まだ表面に出ていないニキビの芽がある場合もあり、発症を予防するためです。

ただし、眼の周りや口唇その他の粘膜、傷のある部分には使用しないでください。

2chやブログなどの口コミは?

過酸化ベンゾイル配合の新薬を実際に使った人の口コミが気になりますね。2chやブログなどの意見をまとめてみました。

良くなった

「使い始めは白ニキビが出てきて増えた感じがしたけど、それはピーリング効果だったよう。過ぎたらニキビがなくなってきた」(個人ブログ)

「皮向けがすごかったけど、ツルツル、すべすべになった!」(2ch)

角質を溶かす効果がすごいみたいですね。しばらくは皮向けなど困ることも多いようですが、ツルツルになるなら我慢のしがいもあります。

悪化した

「肌が熱くなって真っ赤でピリピリ痛い。発疹は増えて使用中止した」(ブログ)

「ずっとかゆくてたまらない。敏感肌には無理」(2ch)

「朝起きたら顔全体が真っ赤に腫れ上がって、皮膚もかたくて、火傷のようになってる」(2ch)

過酸化ベンゾイルは角質層剥離作用が強いので、敏感肌の人には向かないようです。かなり副作用がひどく出るという意見もあります。美肌ケアでもピーリングなどは、お肌の弱い人にはダメですよね。それと同じです。すぐに使用をやめて、他の薬に変えた方がいいですね。

ニキビのない肌づくりは、一日にしてならず

過酸化ベンゾイルは、継続使用してニキビを根治させる薬です。辛抱強く続けることで、再発しない、キレイなお肌が手に入るかもしれません。もう2度とニキビで悩みたくない方は、この画期的な新薬で治してみませんか?


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